お試し相談でよくいただくご質問をまとめました。随時追加していきます。
無料LINE相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
Q 子どもが急にどもりはじめました。どこに相談に行けばいいですか?
A 発症初期であれば、必ずしもすぐに治療が必要であるとはいえません。まずはお住まいの市区町村の発達相談などの窓口に相談しましょう。
Q 区の言語聴覚士に相談に行きましたが、「様子を見ましょう」と言われました。いつまで様子を見ていればいいですか?
A 積極的な治療を開始する時期の目安として、就学の1年半〜1年前の時点が望ましいとされています。これは幼児期に行う治療プログラムは概ね1年半程度を要する場合が多いためです。もちろん、お子様の吃音の経過や状態により開始時期は異なるため、遅くとも就学の1年前には治療に対応できる機関に相談することをお勧めします。
Q 様子を見ている間に家庭でできることはありますか?
A いわゆる「環境調整」に取り組むことをお勧めしています。また、言語聴覚士へすぐに相談に行くことが難しい場合には、お子さんの吃音の程度を1から10の10段階でスコアリングしておくと、相談時に役立ちます。(吃音がない=0, 想像しうる中で最もひどい=10)
Q 環境調整とはなんですか?
A 環境調整というのはお子さんへのコミュニケーション上での要求レベルを落としたり、ゆったりとした生活を心がけることで、お子さんが滑らかに話しやすい環境を整えてあげることです。定期的に言語聴覚士の助言を受けながら実施することが望ましいですが、それが難しい場合には、幼児吃音臨床ガイドラインのご家族向けの資料をご参照下さい。
Q 大きくなれば治るとも聞いたのですが、何割くらいの子が自然と治るのでしょうか?
A 男児は6-7割、女児は8-9割の子が就学前後までに自然治癒するとされています。ただし、自然治癒する場合の多くは発症から2年以内であるというデータもあります。
Q 吃音の原因はわかっていないのでしょうか?
A 吃音は、脳の構造や機能、聴覚や言語処理の特性など、本人の生まれ持った体質に起因するものとされています。遺伝的要因が約8割、環境が約2割とされており、親の育て方やストレスが直接の原因ではないと科学的に明らかになっています。
Q いつ頃治療を開始すれば良いのでしょうか?
A 発症から半年程度は自然回復の可能性もありますが、1年以上持続する場合や、話すことに苦しさを伴っている場合は、早めの相談がお勧めです。特に就学1年半前を切っている場合には、専門的評価と介入を検討する時期とされています。
Q 幼児の治療にはどんなものがありますか?
A さまざまな方法が提唱されていますが、2021年に公開されたガイドラインでは、「Lidcombe Program(リッカムプログラム)」と「JSTART-DCM」が積極的な治療として推奨されています。他の治療に意味がない、効果がないというわけではありませんが、まず検討されるべき治療がこの2つということです。
Q どこで治療を受ければいいか迷っています。選ぶ基準が知りたいです。
A 吃音支援では、Lidcombe ProgramやDCMなど、ガイドラインに沿った根拠ある治療法を扱っていることが大切です。また、言語聴覚士の専門性や経験、家庭への支援体制の充実度も、相談先を選ぶ上で重要なポイントになります。
Q DCMとはどんな治療ですか?
A 子どもの発話能力に対して過剰な要求がかかっていないかを評価し、親子のコミュニケーション環境を調整することで、流暢な発話を促す支援法です。
Q リッカムプログラムとはどんな治療ですか?
A オーストラリアで開発された幼児向けの行動療法で、親が家庭で子どもの話し方に対して肯定的なフィードバックを行うことで、流暢性を高めていきます。無作為対照試験でも効果が確認されている信頼性の高い治療法です。
Q 吃音があると発達障害になりやすいと聞いたのですが、本当ですか?
A 注意欠如・多動症(ADHD)や自閉スペクトラム症(ASD)などと併存することはあります。正確な評価と専門家の判断により、個別に適切な支援方針を立てていくことが大切です
Q 環境調整で吃音が良くなるということは、やはり親の育て方が吃音の原因なのでしょうか?
A 親の育て方が吃音の直接の原因ではありません。吃音は先天的な体質に起因し、環境はその経過に影響する要因です。環境調整は「子どもが話しやすい状況をつくる」支援であり、親御さんに責任を求めるものではありません。
Q 吃音が2ヶ月ほど落ち着いているのですが、もう安心して大丈夫ですか?
A また症状がで始める可能性も十分にあります。特に幼児期は症状の波(増減)が顕著なことが多く、2-3ヶ月消失していた吃音が、その後再燃したというケースも少なくありません。吃音症状が消失してから、最低でも3ヶ月、できれば半年程度は環境調整を続けることをお勧めします。
