幼児の吃音支援Q&A

お試し相談でよくいただくご質問をまとめました。随時追加していきます。

Q 子どもが急にどもりはじめました。どこに相談に行けばいいですか?

A 発症初期であれば、必ずしもすぐに治療が必要であるとはいえません。まずはお住まいの市区町村の発達相談などの窓口に相談しましょう。

Q 区の言語聴覚士に相談に行きましたが、「様子を見ましょう」と言われました。いつまで様子を見ていればいいですか?

A 積極的な治療を開始する時期の目安として、就学の1年半〜1年前の時点が望ましいとされています。これは幼児期に行う治療プログラムは概ね1年半程度を要する場合が多いためです。もちろん、お子様の吃音の経過や状態により開始時期は異なるため、遅くとも就学の1年前には治療に対応できる機関に相談することをお勧めします。

Q 様子を見ている間に家庭でできることはありますか?

A いわゆる「環境調整」に取り組むことをお勧めしています。また、言語聴覚士へすぐに相談に行くことが難しい場合には、お子さんの吃音の程度を1から10の10段階でスコアリングしておくと、相談時に役立ちます。(吃音がない=0, 想像しうる中で最もひどい=10)

Q 環境調整とはなんですか?

A 環境調整というのはお子さんへのコミュニケーション上での要求レベルを落としたり、ゆったりとした生活を心がけることで、お子さんが滑らかに話しやすい環境を整えてあげることです。定期的に言語聴覚士の助言を受けながら実施することが望ましいですが、それが難しい場合には、幼児吃音臨床ガイドラインご家族向けの資料をご参照下さい。

Q 大きくなれば治るとも聞いたのですが、何割くらいの子が自然と治るのでしょうか?

A 

Q 吃音の原因はわかっていないのでしょうか?

A 

Q いつ頃治療を開始すれば良いのでしょうか?

A 

Q 幼児の治療にはどんなものがありますか?

A さまざまな方法が提唱されていますが、2021年に公開されたガイドラインでは、「リッカムプログラム」と「JSTART-DCM」が積極的な治療として推奨されています。他の治療に意味がない、効果がないというわけではありませんが、まず検討されるべき治療がこの2つということです。

Q どこで治療を受ければいいか迷っています。選ぶ基準が知りたいです。

A

Q DCMとはどんな治療ですか?

A

Q リッカムプログラムとはどんな治療ですか?

A

Q 吃音があると発達障害になりやすいと聞いたのですが、本当ですか?

A

Q 環境調整で吃音が良くなるということは、やはり親の育て方が吃音の原因なのでしょうか?

A

Q 吃音が2ヶ月ほど落ち着いているのですが、もう安心して大丈夫ですか?

A また症状がで始める可能性も十分にあります。特に幼児期は症状の波(増減)が顕著なことが多く、2-3ヶ月消失していた吃音が、その後再燃したというケースも少なくありません。吃音症状が消失してから、最低でも3ヶ月、できれば半年程度は環境調整を続けることをお勧めします。